この度、弊社が投資関連サービスを提供するファンドが出資する持株会社が、株式会社アーネスト(本社:埼玉県吉川市、代表者:永塚政義、灰野享、URL:http://www.rap-honest.co.jp/index.html、以下「アーネスト社」)に資本参加しましたので、お知らせいたします。
アーネスト社は、1993年、自動車リビルト部品[1]の製造、販売を主な目的として永塚政義氏が創業しました。対象となる自動車補修部品市場は、自動車平均使用年数の延びに伴い堅調に推移しております。そのうちリビルト部品市場は、リサイクル意識が高まった2000年以降、安定的に成長しています。アーネスト社は当該市場領域において、優れた知見に基づき顧客ニーズの把握に努め、取扱い品目を拡充するとともに、開発技術向上、生産能力拡大、同業他社との積極的なアライアンス構築を進め、自動車リビルト部品業界のトップグループ企業として成長をしてきました。また、生産能力の増強とコスト削減を目指して2007年にベトナム工場を稼働させており、さらなる成長余力を有しております。
アーネスト社は、今後も高品質かつ低価格な製品の積極的な開発と安定供給を標榜し、付加価値の高い製品・サービスを提供してまいります。また、リビルト業界の信頼と地位を高め、社会のためになくてはならない企業であり続ける社会貢献企業を目指していきます。
弊社は今般の資本参加を機に、アーネスト社の経営基盤の一層の安定化及び事業展開に貢献してまいります。
なお、今般の投資に関して、フィナンシャルアドバイザーとして株式会社埼玉りそな銀行、法務アドバイザー(法務デューデリジェンスの実施を含む。)として森・濱田松本法律事務所から助言・協力を受けております。また、株式会社フェアコンサルティングが財務・税務デューデリジェンスを実施いたしました。
*弊社は、J-STAR No.3 SS, LP 等に対して個別に、弊社自身又はその子会社を通じて、投資機会の調査及び紹介並びに投資先の育成等に係る投資関連サービスを提供しております。
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[1] リビルト部品とは、再生部品のことで、使用済み部品について、全構成部品を洗浄・検査・修理・研磨し、修理不能部品については新品部品を補填し、組立・検査を行うことにより、再度製品化されたものをいいます。純正品をベースとすることにより高い品質を実現することが可能であり、かつ、低価格であることが特徴です。また、廃棄物とCO2排出の削減を効果的に促進し、高度循環型社会の実現に寄与します。アーネスト社は、環境保全の観点からリサイクル(再利用)、リユース(再使用)、リデュース(発生抑制)の3Rに加え、リマニュファクチャリング(再製造)という4つ目のRをコンセプトにものづくりに取り組んでいます。